ずいぶん暖かい日も出てきましたが、まだまだ3月には遅霜が降ります。
新芽は水分を多く含んでいるので霜に弱く、霜が当たると凍りついて枯れてしまいます。
なので早い品種の茶園に一列一列沢山のポールを立てて、ハウスのような、でも風通しの良いシートを被せて守ります。この作業は機械化できないので家族親族総出の力仕事の手作業で、茶摘みよりも一番大変な仕事です。
それに加えて防霜ファンといって巨大な扇風機で高い場所から風を当て、地表付近の空気を動かすことによって霜が当たるのを防ぎます。
3月は茶畑の周りは夜中に巨大扇風機の回転音がしてうるさいいです。ご近所の皆様にはご迷惑おかけしております。ごめんなさい。
高齢者ばかりの我が家ですが、今年も無事このハウス張りが終わりました。年寄組は疲れ果てています。お疲れ様、ありがとう。